こんにちは!こどもの相談室TOMOのちえです😃
療育保育士として、難しい子育てを楽にしていく声かけの方法を教えています💡
気になる方はチェックしてみてください!
「なんで集中できないの!?」
「なんでボーッとしているの!」
「ちゃんと話聞いて!」
と言いたくなるお子さんのサポートについてまとめていきます💡
最後まで見てみてくださいね!
新年度ソワソワが増える理由
ズバリ・・・・
緊張、プレッシャーが高まり「ADHDの多動性」が強まるから
こんな理由が考えられます。
そして、多動性が高まるので、落ち着かせるために「感覚刺激行動が増える」
手足をぶらぶら、椅子をガタガタ、キョロキョロ、もじもじ・・・
その他にもいろんな物を噛んだり、口に入れたり
いろんな姿が見られやすくなります。
このような行動が増える原因は新年度による緊張やプレッシャーです。
だからその行動だけ「落ち着いて」「ちゃんと座って」と注意をしても無意味になります。
じゃあどうしたら良いのか・・・
次にまとめていきますね!
ソワソワへの対応方法
アプローチ方法を2つ紹介しますね。
- 緊張やプレッシャーを減らす
- 多動性と付き合う方法を探す
緊張やプレッシャーを減らす
- 緊張をほぐすために、マッサージをする(皮膚刺激)
- 香りを使ってリラックスする(嗅覚刺激)
- 興奮しやすい刺激を避ける(ゲーム、Youtube、激しい音楽など)
- 適度な運動、大きな声を出す
- 先の予定を伝える(見通しを持たせる)
- 一緒に取り組む(頑張る場面の調整)
こんなことが挙げられます。
まだまだありますが、できそうなことやってみてくださいね!
多動性と付き合う方法を探す
- ちょうど良い感覚刺激を取り入れる
- できた!経験を積み重ねる
- 集中できる時間を伸ばす
こんなふうに多動性との付き合い方を学んでいきたいです。
ADHDは神経伝達のドーパミンやノルアドレナリンの分泌が少ないと言われています。
ですので、脳が不足している物を満たすために様々な刺激を探し、求めるように体が動きます。
脳が不足している物を満たすために起こしている行動を意識をしてコントロールをしていくのは、時間がかかります。
ですので、幼児期からどんな感覚を取り入れたら集中ができるのか、どのくらいの時間なら集中できるのかを知ることが大切です。
周りにバレずに感覚刺激を取り入れる
具体的には「手元や足元に感覚刺激を入れる」です。
<感覚を入れる具体例>
感覚ボール https://amzn.to/3UFuY1W
プッシュポップ https://amzn.to/3V1crOM
目立つような感覚刺激の取り入れ方だと、そもそもそこを注意されやすくなります。
大人になったら「がむを噛む」などでも良いですね。
ズボンのベルト穴にプッシュポップをつけたり、スクイーズを忍ばせておくことで、静かにしなくてはいけない場面で調整をすることができるようになっていきます。
できた!経験を積み重ねる
ADHDのお子さんは「できた瞬間に褒められる」と「あ、これでいいのか!」と気づきやすいです。
「10個頑張ったら、もっと良いご褒美がある」これは気づきにくいです。
ですので、頑張っていきたい時は、
- 1分できたらGood!
- 3分できただGood!
- 5分できたらGood!
こんなふうに細かくご褒美があると、その行動が身につきやすくなります。
静かにしなくてはいけない場面のご褒美とは、
- 一度部屋から出て走る
- 大きな声を出す
などでもいいですし、
- シール
- Good サイン
などのご褒美でも良いです。
小さなおやつやおもちゃもご褒美になりますが、そのお子さんやその場で活用できる物を使っていきましょう。
そして最後は、少しずつ時間を伸ばしていきましょう!
未就学児さんの1つの目標は、学校の授業かと思います。
20分〜30分椅子に座るを目標に、参考にしていただけたらと思います!
さいごに
いかがでしたでしょうか??
新年度によく見られるお子さんの多動性についてまとめました💡
ぜひ参考にしてみてください😃!
日頃のうまくいかない!を相談しながら解決して行きたいと思ったことありませんか??
オンラインで一緒に相談をしながら、イライラを減らして行きましょう!