こんにちは!こどもの相談室TOMOのちえです😃
療育保育士として、難しい子育てを楽にしていく声かけの方法を教えています💡
気になる方はチェックしてみてください!
今回はペアトレの中でもお伝えしている「効果的な指示の出し方」についてまとめていきます💡
好ましくない行動減ってる?
この記事を見てくださっている方は、ペアレント・トレーニングをしていたり、関わり方を変えようとしてくださって学ぼうとしている方がほとんどと思います。
どうですか?
やってみて、お子さんの反応は変わりましたか??
全然変わってない!!!
困った行動が減らない!!!
困った行動を無視しても全然伝わらない!!!
こんな方いませんか??
もしかしたら、お子さんに親御さんが伝えたいことが伝わっていという可能性があります。
今日はしっかりお子さんに伝わる伝え方をお伝えします💡
伝わってないままにしておくと・・・
まぁ、今のままでもいいかもと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
そのままでももちろんいいのですが・・・
伝わりやすい伝え方を知らないと
- 親御さんのストレス値が高まる
- お子さんとの関わりに自信が持ちにくくなる
- 怒りたくなる
こんなふうに大人が疲れてしまいやすくなります。
そしてお子さんも
- よくわかんないけどいっつも怒られる
- 僕、私がダメなんだ
こんなふうにマイナスな感情につながりやすくなります。
これが二次障害と言われるものです。
二次障害は防ぐことができる障害です。
今から関わり方を変えていただくだけで、変えていくことができます。
伝えるとは・・・
まずそもそも「伝える」「伝わる」とはなんでしょうか?
- 〜してください
- 〜はじめてください
などを相手が理解できる方法で話すことです。
相手に話す時に
- 反抗するだろうか?
- 言ったら騒ぐかもしれない。嫌だな
- もしかしたら癇癪になるかも
そんなふうに不安や迷いを持ちながら関わると、子どもは「まだやらなくてもよさそう」「このままイヤイヤってしたらやらなくてもよくなりそう」と考えることでしょう。
相手に伝えたい時にはまずは、しっかりと意思を持って子どもと関わっていきましょう💡
伝わるテクニック
- 子どもの注目を引く
- 視線を合わせる
- 声かけは短く、具体的に、わかりやすく
- 落ち着いて、口調はきっぱり言い切る
- 25%ルールで褒める
- 選択をしてもらう
- 「〜したら・・・できる」を一緒に決める
- 子どもの間で見本になってもらう
- ブロークンレコード
- CCQで伝える
1~8までは、想像できる方が多いと思います💡
ですが、ブロークンレコードやCCQという言葉を耳にしたことがない方もいると思いますので、解説しますね!
ブロークンレコード
子どもに「〜してください」と伝えた時に、屁理屈を言ったり、イタズラをして親の注意を逸らしたり、無視するお子さんいませんか??
そんな時に使って欲しいのが、このテクニックです。
壊れたレコードのように、伝えたいことを繰り返し伝えていく方法を「ブロークンレコード・クリニック」といいます。
具体的には・・・
親:宿題をします
子:え〜今ゲームやってるからやだよ
親:宿題をします
子:まだやりたくないよ
親:宿題をします
子:・・・・・
親:宿題をします
子:うるさいよ!!!!
親:宿題をします
子:・・・・わかったよ
親:ありがとう。難しかったら手伝うから教えてね
このような感じで、お子さんが何を言っても同じ言葉を繰り返して伝えていくのが、ブロークンレコードテクニックと言われるものです。
CCQ
伝える時には、このCCQを意識しながら伝えることが一番大事なことです。
C:Calm・・・穏やかに
子どもの反応に振り回されるのではなく、冷静に落ち着いて伝えることが大切です。
C:Close・・・近づいて
遠くからではなく、子どもに近づいて、子どもが注目できる距離に近づきましょう。
Q:Quiet・・・トーンを抑えて静かに
大きなボリュームの声かけは不適切な注目を与えてしまいます。大きな声は怒っていることは伝わっても、なんで怒っていることは伝わりにくくなっていきます
一番難しいことだと思いますが、できるようになると子どもへの伝わり方がグッと変わっていきます。
さいごに
今回は、ペアレント・トレーニングの中で学ぶ「伝わるテクニック」についてまとめてみました!
こどもの相談室TOMOではオンラインでペアレント・トレーニングを受けることができます。
完全に個別に、あなたに合わせてサポートをしていきます。
「初めて学ぶんだけど、大丈夫かな?」
「一回ペアトレ受けたけど、うちの子に合わせた関わりがわからなくて挫折した」
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