こんにちは!こどもの相談室TOMOのちえです😃
療育保育士として、難しい子育てを楽にしていく声かけの方法を教えています💡
気になる方はチェックしてみてください!
今回はペアトレの中でもお伝えしている「行動の機能」についてまとめていきます💡
行動には4つの機能がある
ペアレント・トレーニングは応用行動分析に基づいて「どうしてそうなるんだろう?」「どうやって対応したらいいかな?」を考えていきます。
人間の行動の機能は大きく4つあります。
行動の機能を知らずに、自分の気持ちだけで子どもに接するとどうなるでしょう?
適切な対応ができずに不適切な対応を続けてしまうことで、悪循環が生まれていきます。
悪循環が続くことで、最悪のパターンでは二次障害となることがあります。
二次障害は防ぐことができる障害です。
行動の機能を理解することで、その行動にあった関わりをすることができます。
発達に特性を持っている子たちは、本当に思っていることと、表現方法や行動がチグハグなことがとても多くあります。
行動の機能を知り、理解を深め、子どもとのすれ違いを減らしていきましょう💡
獲得
一番イメージがつきやすいものかもしれません!
獲得とは「欲しい」がきっかけで出てくる行動を言います。
例えば
・おもちゃが欲しくて叩く
・お菓子が食べたくて泣く
・遊び続けたくて大きな声を出す、その場から走り去る
など、こんなお子さんの行動を見たことはないですか??
汚れた時に、服を直ぐ着替えたい(服が欲しい)
そのために大きな声を出す、制止を無視して服を取りに行く
そんな行動が見られている時も、その行動は「欲しい」がきっかけで起こっている行動です。
なんとなくイメージがつきましたでしょうか?
回避
・登園、登校拒否
・園、部屋からの脱走
・歯磨きの時に口を開けない
・病院で診察室に入ろうとしない
こんな姿が見られた時は、その行動は回避の機能を持っているかもしれません。
・難しい〜
・やりたくない〜
そんな時によく出てくる行動の機能の一つです。
逃げることもあれば、テコでも動かないそんな姿をよく見ることがあります。
注目
・見てみて〜と作ったものを持ってくる
・参観日に何度も後ろを振り向く
・怒られるとわかっていて何度もイタズラ行為を繰り返す
そんな姿が注目を得たい時に行われる行動です。
子どもらしい行動だな〜と思いますが、それが度を超えると・・・
コミュニケーションという点で困った行動になってしまうかもしれません。
感覚
・指しゃぶり
・爪噛み
・抜毛
・性器いじり
・貧乏ゆすり
・ペン回し
などなど、感覚とは自分の中で無意識のうちに感覚を楽しむ行動です。
発達障害のお子さんは、感覚に凸凹があることが多く、感覚が鈍い時には感覚刺激を欲するために、こういった行動が引き出されやすく、楽しんでいることが多いと言われています。
さいごに
今回は、ペアレント・トレーニングの中で学ぶ「行動の機能」についてまとめてみました!
こどもの相談室TOMOではオンラインでペアレント・トレーニングを受けることができます。
完全に個別に、あなたに合わせてサポートをしていきます。
「初めて学ぶんだけど、大丈夫かな?」
「一回ペアトレ受けたけど、うちの子に合わせた関わりがわからなくて挫折した」
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