こんにちは!こどもの相談室TOMOのちえです😃
療育保育士として、難しい子育てを楽にしていく声かけの方法を教えています💡
気になる方はチェックしてみてください!
今回は不安が強いお子さんにどうやって対応をしたらいいのかについてまとめていきます!
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どうしてそんなに不安なの?
ズバリ!!!
いろいろあります。笑
- 感覚の凸凹からくる不安
- 先の見通しを持つことの苦手(わからな)さからくる不安
- 「本当に大丈夫?」「それでいいの?」と決定した後に繰り返し意思確認をされる経験の積み重ねからくる不安
- 自分自身に自信がないことからくる不安
- 母子分離がうまくいかなかったことからくる不安
今あげた理由の原因を簡単にまとめると・・・
こんなふうに4つにまとめることができます。
1つずつ解説していきますね。
発達段階からくる不安
不安を感じる力=生き残るための力 でもあります。
だからこそ、成長と共に不安を感じるようになることもあります。
分離不安
「大好きなママが見えなくなった」
「知っている人がいなくなった!」
安心を感じている大人が近くからいなくなることで感じる不安があります。
これはとても大事な発達。
そして、大事な人が目の前からいなくなっても戻ってくるという経験を積み重ねることで分離不安を乗り越えることができるようになります。
見えないもの、わからないものへの不安
2~3歳頃には、暗闇や雷、大きな風の音、雨などの自然現象や、動物に対して不安を感じることがあります。
「この後どうなるんだろう?」
「もし、噛んだらどうなる?」
わからないからこそ不安になる。
そんな時期です。
やってみたけど大丈夫だった!という経験が積み重なることで乗り越えることができます。
人間関係の不安
「周りのお友達と比べてうまくいかないかも」
「ちょっとそれは無理だよ」
そんな自分と周りとの比較ができるようになって、挑戦して、できたを実感して乗り越えていくことで自信や練習の必要性に気づいていきます。
ここで重要になってくるのが声かけになりますが、その内容は関わり方で詳しく解説をしていきます。
感覚からくる不安
感覚は人間の中にある外を知るためのセンサーです!
その外を知るためのセンサーが激しく働くことで【危険かもしれない!!!】とアラートがかかります。
【危険かもしれない!!】という状況は不安を感じやすい状況です。
これが感覚からくる不安になります。
障害特性からくる不安
発達障害の一つ、ASD(自閉スペクトラム症)の特性の中に「先を見通すことが苦手。不安を感じやすい」という物があります。
この先何が起こるかわからないということに対して不安を感じるというのは、人間誰しもがそう感じることがあります。
ですが、自閉スペクトラム症のお子さんはその不安が不安だけではなく恐怖に変わって、パニックになっていくこともあります。
ASD(自閉スペクトラム症)については、こちらから詳しくご覧ください。
関わり方による不安
こんな声かけしていませんか?
- 〜しなさい!
- どうせできないでしょ!
- そっちじゃなくて、こっちにしたら
- あなたはこれが苦手だよね。
日常生活の中でも出てきそうな言葉たちですよね。
これらの声かけは全て「大人が子どもの行動や考えを決定」しているんです。
日常の中でどのお菓子を食べるか、どこの場所で遊ぶか、何をして過ごすか、選択の場面で大人が子どもの意思決定を続けてしまうと、子どもの不安がどんどん高まっていきます。
また、子どもが自分で決定したことの後に「私は絶対やめておいた方がいいと思うけどな〜」「きっと最後まで食べないと思うな〜」とお子さんのことを思って声をかけていたとしても、これも「大人が子どもの行動や考えを決定」してしまっているんです。
このように、自分で行動を決めたり、考えをまとめる機会が減ってしまうと、自信が身に付かずに不安が高まっていきます。
思い当たるかもしれない・・・
でも、声かけの変え方がわからない・・・
変えようと思ってもうまくいかない・・・
そんな時はぜひペアレントトレーニングに参加してみてください💡
最後に
いかがでしたでしょうか?
一言で「子どもの不安が強い」と言っても、このようにさまざまな理由があります。
理由に合わせた対応をしていくことで子どもの不安を解消して、自信を持って活動する姿につながっていきます!
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