こんにちは!こどもの相談室TOMOのちえです😆
今日は、よく目にする否定的な注目「ダメ」となぜ言ってはいけないのかについてまとめていきます💡
否定的な注目とは?
まず、ペアレント・トレーニングの中で、否定的な注目とはどんな注目のことをさすのでしょうか?
それはズバリ、こんな場面のこんな声かけのことです💡
- 叱責: 「なんでできないの!」「もういい!」など、子どもを責める言葉
- 無視: 子どもからの呼びかけに気づかないふりをする
- 比較: 兄弟姉妹や他の子供と比較して「〇〇くんはできるのに」と言う
- 否定: 「そんなことできないよ」と、子どもの可能性を否定する
- 過度な要求: 年齢や発達段階に合わない高い目標を設定する
いかがでしょうか?
片付け、身支度、食事、勉強、喧嘩、約束・・・日々の生活の中で様々な場面で出てきそうな言葉がたくさんですね。
否定的な注目とは子どもに対して『叱る』『怒る』『無視する』『ため息をつく』など、否定的で批判的な反応を示すことを指します。
このような関わり方を続けていくと、その後の子どもの行動に困ったことが見られることがあります。
否定的な注目が子どもに与える影響とは?
4つのポイントにまとめてみました。
- 自尊心の低下:否定的な注目は、子どもの自尊心を低下させてしまいます。子どもは、自分がダメな子、悪い子と感じるようになり、自信を失うきっかけとなるかもしれません。
- 行動の悪化:否定的な注目は、子どもの行動を悪化させることがあります。子どもは、注目を集めるために、さらに悪い行為をして、親や教師の反応を引き出そうとすることが多くあります。
- 学習の阻害:否定的な注目は、子どもの学習を阻害する場合があります。子どもは、学習に集中できず、学習意欲を失い、モチベーションが上がりにくくなります。
- 社会的スキルの低下:否定的な注目は、子どもの社会的スキルを低下させる可能性があります。子どもは、他人と関わることを避け、社会的スキルを発達させる機会を失い、経験不足により、社会的スキルが伸びなやむことがあります。
このような関わりが続き、子どもの行動がより一層激しくなると、二次障害という違う困り事に発展していく場合があります。
将来の困り感につなげないためにも、否定的な注目は減らしていきたいのです。
否定的な注目の減らし方
では、困った行動をとっている時、注意をしなければならない場面で注意をしなくても良いのか・・・
それは違います!
ただ、怒るのではなく、言い換えをしてほしいのです!
言い換えをする時に使えるテクニックを4つ紹介します。
- 肯定的な注目を意識的に増やす: 子どもが良い行動をしたときには、具体的に褒めることで、自己肯定感を高めましょう。
- 共感する: 子供の気持ちを受け止め、共感することで、子どもは安心して気持ちを表現できるようになります。
- 具体的な指示を出す: 抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で指示を出すことで、子どもは何をすれば良いのか理解しやすくなります。
- 選択肢を与える: 子どもに選択肢を与えることで、主体性を育み、やる気を引き出すことができます。
おもちゃを散らかして「こら片付けなさいと何回も言ってるでしょ!」ではなく「おもちゃを箱にしまうよ!」であったり「おもちゃを片付ける?着替えを先にする?」と選択肢を与えたり。
聞き方、関わり方を変えるだけで、子どもの様子は変わっていきます。
まとめ
否定的な注目を続けることは、大人のイライラを増やすこととなりますし、子どもにとっても素敵な結果が生まれません。
ですので、減らしていきたい!
というところではありますが、育児・家事・仕事をしながら冷静にそのように対応するのは難しいと思います。
子どもの困った行動を減らしたい!そんな時には、肯定的な関わり方を心がけながら、専門家のアドバイスを受けて解決していくのもおすすめです。
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