こどもの相談室TOMOでは
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を持っている私たちが、お子さんの困った行動に悩む親御さんへ向けて、お伝えしていきます!
デジタルデバイスの歴史
現在みなさんの周りにある当たり前のデジタルデバイスはいつからあるか覚えていますか?
小学校にPCが導入され始めたのが、昭和60年(1985年)頃からです。40年くらい前ですよね。
ではスマホはどうでしょうか?平成22年(2010年)頃、今から10年くらい前なんです。
そして子どものSNSとして気になるところのyoutubeが誕生したのは、平成17年(2005年)、20年くらい前なんですね。
今の生活には切っても切れないもの、存在感が強くなるばかりですが、歴史としては全然浅いのです。
まだまだ歴史は浅いですが、影響は強いですよね。
そして、子育てにも影響は小さくないと思います。
今回は、子どもたちにとって身近な存在であるYouTubeが、子育てにどう影響を与えているのか、そしてどう活用していけばよいのかを考えていきます。
Youtubeは子どもにとって学びの場
子どもたちは自然と新しいものに興味を持ちます。
その中でもYouTubeは特に刺激的で、操作方法が簡単ということもあり、子どもたちには人気があります。
子どもに取って刺激的というのはどういうことでしょうか?
子どもにとっての刺激とは「新しいことを学べる」「知ることができる」と言い換えることができると思います。
多くの教育系YouTubeチャンネルが、科学、数学、芸術、言語学習といった幅広いトピックがあります。
現代の子どもたちは学校の教室を離れても、家でも自分の好きな学習を続けることができるようになったんですね。
保育士がおすすめする年齢別のYoutubeは別のblogでまとめています。
注意が必要なポイント
しかし、YouTubeを子どもが自由に見て良いかというと、そうではありません。
理由としては、適切でないコンテンツに触れる可能性があります。
長時間の画面時間は子どもの身体的、心理的な健康に影響を及ぼす可能性もあります。
こういったリスクを減らしていくためには、親や保護者がYouTubeのコンテンツフィルタリング機能を使いこなしたり、視聴時間を管理したりすることが重要となっていきます。
そこで、子どもにとって魅力的であるYoutubeに対し、どのようにルールを作ったり、子どもにも大人にもストレスなく守ることができるかがキーポイントになります。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000705809.pdf
さいごに
最初にも書いたように、デジタルバイス・メディアが身近になったのはここ数十年のことです。これからの、デジタル時代においては新たな挑戦が増えていきます。
新しいものを怖がり、制御するだけではなく、YouTubeのようなデジタルツールを理解し、適切に利用することで、子どもたちの成長と学習を助け、豊かな経験を提供することができるようになると思います。
特に、発達に凸凹があったり、特性の強いお子さんは、言葉だけでは理解しにくいお子さんも、動画で繰り返し見て学ぶことで、理解を深めることができます。
どのようなものが良いかをしっかりと選びながら親子で一緒にデジタルデバイスを楽しんでいきましょう!