こどもの相談室TOMOでは
- 保育士:子どもの遊びのプロ
- 幼稚園教諭:幼児教育のプロ
- 認定ABAセラピスト:行動を増やすプロ
を持っている私たちが、お子さんの困った行動に悩む親御さんへ向けて、お伝えしていきます!
今回は、年齢別におすすめするYoutubeをご紹介していきます。
0〜2歳におすすめのYoutube
0〜2歳とYoutubeの関係については、子どもだけで見せることは控えていきたいです。
理由としては、コミュニケーションの基礎が培われる時期です。
コミュニケーションは、自分が発した言葉やアクションに対して返答が来ることで、やりとりが生まれていきます。
ボウルヴィの愛着理論の第一段階で、誕生から3ヶ月までは乳児は人の顔に興味を示します。
第二段階では、生後3ヶ月から6ヶ月までで、親しい大人の2〜3人に限定されていきます。この段階で、特定の大人に声をかけたり、微笑みかけて、返されることで愛着が深まっていきます。
第三段階は6ヶ月〜3歳で、人見知りが出始めます。身近な大人との愛着関係が築きあげられ、子どもは自分で動けるようになると信頼できる大人を安全基地として様々なものに興味を広げていきます。
第四段階は3歳〜児童期の終わりまでで、子と親の関係はよりパートナーシップ的な関係に変わっていくと言われています。
つまり、0~2歳のお子さんは特に一人で映像を見せるというよりは、大人との関わりのサポートとしてYoutbeとの関係がおすすめです。
3歳におすすめのYoutube
ボウルヴィの愛着理論の中で、3歳以降は第四段階に入ります。
時期としては児童期の終わりまでで、子と親の関係はよりパートナーシップ的な関係に変わっていくと言われています。
今までの肌のふれあいももちろん大切ですが、自立というところに目を向けていきたい時期です。
その中では、親子で一緒に遊ぶというところも継続しつつ、自分の好きな絵本を選ぶような感覚でYoutubeで昔話を見る、日常生活動作を学べるような動画がおすすめです。
4歳におすすめのYoutube
4歳頃になると、学校に向けて生活の自立ができるようになっていきたい時期です。
今までは、大人にやってもらっていたことを自分でやるということは、子どもにとって「なんで?」「面倒くさいな〜」と思うことでもあると思います。
そんな時は、幼児向けの動画を活用しながら歌に合わせて楽しく教えていくと、子どもも楽しく学ぶことができると思います。
また、「なんで?」「これはなに?」という興味が広がっていく時期です。
図鑑のように、Youtubeを活用するのもおすすめです。
5歳におすすめのYoutube
5歳頃になると、より自分の好きな遊びを追求していきます。
Youtubeでは、いろいろな遊び方が投稿されています。
今までは、絵本で見ていた折り紙やあやとり、昔の遊びをYoutubeで学ぶことができます。
このような動画を見て、実際に自分で真似て体験するということは、子どもにとってはとても刺激的な面白い遊びに変わっていきます。
まとめ
今回は幼児期にスポットを当てて紹介していますが、小学生の学習についてもたくさん楽しい動画がたくさんあります。
Youtubeがダメ!と否定するのではなく、ご家族の中でルールを決めて楽しく付き合っていけると良いと思います。