こどもの相談室TOMOでは
- 保育士:子どもの遊びのプロ
- 幼稚園教諭:幼児教育のプロ
- 認定ABAセラピスト:行動を増やすプロ
を持っている私たちが、お子さんの困った行動に悩む親御さんへ向けて、行動課題の解決策を提供しています。
今回は、私たちが支援・サポートをしているに向けて、学校に行くまでに身につけて欲しい学習準備についてまとめていきます。
前回の振り返り
これまでに書く力、読む力
であったり、運動面
についてまとめていきました!
見ていただけましたでしょうか?
今日は、次につけていきたい力は「見る力」です!
見る力が大切な理由
「見る力」について
読み書き等のつまずきに対する「見る力」を高めるトレーニングの活用
https://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_chousa/h22/10_tokubetu-sien/start.htm
生まれたての赤ちゃんは、自分で好きなところに動くことができません。
そのため、目で追って「何やってるのかな〜?」「何があるのかな〜?」と
興味から情報を集めるために目を使っていきます。
そこから、視力が育っていくことで遠くのものが見えるようになり、
「あ!あっちにいってみよう!」
「もっと調べてみよう!」
というようなさらなる興味につながっていきます。
そしてしっかりと見ることで、
「文字」や「数字」「記号」への気づきにつながっていきます。
他にも「見てみて!」や「あったよ!」というところは、
社会性が育つ土台にも関連しているので、見る力はいろいろな場面で重要となります。
幼児期に経験したい遊び
・パズル
・型ハメ
・イラストとリアルのマッチング「同じだね〜」
・仲間分け「動物はどれ?」「食べ物はどれ?」
・迷路
・ボール遊び(追視を強化する遊び・上下、左右、斜め)
体を使った遊びを通して学ぶこともあります。
経験をしない方向に進んでいくのではなく
どうしたら楽しく経験ができるかというところを考えてもらえたらと思います。
小学校で大切な見る力を育てる
小学校に入ると、時間割があります。
教科書も読みます。
時間に合わせて活動が進みます。
・数字を見る
・表を見る
・文章を見る
こんな力が必要になります。
いきなり「読んで」というのはハードルが高いです。
そこでおすすめは・・・カレンダーから始めること。
目に見えない物を、ツールを使って確認をしていくことで、癇癪が減ることもあります。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
あまり注目されにくい「目」「見る」力。
意識的にトレーニングをすることもいいですが、
日々の関わりの中で「見てみて」や「ここだよ」ということをしっかりと
伝えていくことから始めるだけでもお子さんは変わっていきます。
意外にここの「伝える」ということを忘れがちな支援者さんや親御さんが多いので、
まずはここから意識をしてほしいと思います!
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