難しい子育ての知恵袋

こどもの相談室TOMOで活動している療育保育士がおうちの中で役立つ情報をお伝えしていきます

【療育保育士が教える】小学校までにこれだけは身につけたい!2つのPOINT

 

こどもの相談室TOMOでは

  • 保育士:子どもの遊びのプロ
  • 幼稚園教諭:幼児教育のプロ
  • 認定ABAセラピスト:行動を増やすプロ

を持っている私たちが、お子さんの困った行動に悩む親御さんへ向けて、行動課題の解決策を提供しています。

今回は、私たちが支援・サポートをしているお子さんが持っている ”発達障害のお子さんの就学準備” についてまとめていきます。

 

前回は何をしたらいいのかについてまとめていきました。

 

blog.kodomosoudan-tomo.com

 

今回は

【年中〜年長5月頃までに準備しておきたいこと】

に的を当ててまとめていきます。

 

どんな準備をしたらいいの?

 

ずばり2つ・・・!!!

 

自分のことは自分でやる意識をつける

・困った時に困ったと言える力をつける

 

え・・・?そんなこと?と思った方もいると思います。

 

ですが、これとっても重要です。

 

なぜその力が必要なの?

 

学校に上がると、保育園や幼稚園の先生のように
先生が察してサポートすることはほぼ0です。
そういったサポートを希望する場合は加配の先生をつけてもらう必要があります。

ただ、必ずしも加配がつくとは限りませんし、専門の先生などではなく、
お近くに住んでいらっしゃるボランティアの方である場合も多いです。

このような状況を考えても、
小学校に行く前に一つでも「困った」「大変」「できない」と
お子さんが感じているPOINTは減らしていきたいところです。

「困った」「どうしよう」「できない」 という気持ちが多いと、
子どもは自信を無くします。
自信がなくなると挑戦する気持ちが芽生えにくくなってしまいます。

 

なぜ困ったと言える力が必要なの?

 


www.youtube.com

 

発達障害当事者あーちゃんのお話しを聞いてください。

 

ASDのお子さんは空気が読めないと言われがちですが、

周りのことはよく見ているんです

と動画の中でも言っています。

 

その通りですよね。

子どもたちは大人だけではなく周りの様子もしっかりと見ています。

 

周りのお子さんが「これどうやるの?」「先生もう一回教えて」と聞いていない時は

聞いてはいけないんだ

と思っていたとおっしゃっています。

 

はっとした方いると思います。

今日から練習をしましょう!

 

どうしたらいいのか

 

特別なものは必要ありません。

 

お家の中で遊んでいる時にしっかりとルールを伝え、一緒に一つずつ取り組んでいくことでできる様になります。

 

10月のセミナーでは、3歳・4歳・5歳の発達のPOINTをお話ししました。

また、3〜5歳の時によくいただくご相談

・待てない、(遊びや好きなことを)終われない

・行事や注目、プレッシャーが苦手

・人との距離感が近すぎる

 

「どうして困りごとは生まれた?」

「どういう遊びや関わりで発達を促せばいい?」

 

そんなことを約1時間のセミナーでじっくりお話しをしています。

↓↓↓アーカイブでぜひご覧ください↓↓↓

http://ptix.at/C00NQj

 

さいごに

 

特に3歳でお話しをしている遊びや、関わり方はその後の基礎です。

子どもの中で我慢をする、何かを譲るというのは4歳頃に身につきます。

 

ですが、日常の関わりの中だけでは覚えて理解できるだけの経験ができないのが発達ゆっくりさんです。

ですので、大人が意図的に、日々の生活の中でルールややりとりを伝えていくことが大切です。

 

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Youtubeでは、発達障害当事者の方にインタビューをしています。

幼児期の話、感覚の話など文章だけではなかなかわかりにくいことを教えていただけるのでおすすめです!

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