難しい子育ての知恵袋

こどもの相談室TOMOで活動している療育保育士がおうちの中で役立つ情報をお伝えしていきます

注目パワーの種類と子どもの行動に対する解決策

 

こどもの相談室TOMOでは

  • 保育士:子どもの遊びのプロ
  • 幼稚園教諭:幼児教育のプロ
  • 認定ABAセラピスト:行動を増やすプロ

を持っている私たちが、お子さんの困った行動に悩む親御さんへ向けて、行動課題の解決策を提供しています。

前回は、長時間離れることに対する不安を感じやすいお子さんへの対応をまとめていきました。
まだみていないという方はぜひこちらもチェックしてくださいね!

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今回は、お家の中でよく起こる「ねぇねぇママ見て!」「こっちきて!」というアピールに対しての関わり方についてです。
早速解説していきましょう!

 

「ねぇママ〜!」「みて!!!」とアピールする理由

 

人の行動には4つの理由があります。

 

・注目

・獲得

・回避

・自己刺激(感覚)

 

「ママみてみて!」はその名の通り“注目”行動です。

 

注目にはすごいパワーがある

 

毎日家族が起きる前にダイニングを片付ける

 

このようなことをした時に誰にも気づかれなかったらどうでしょうか?

 

「誰も気づいてくれない!!」と感じるのではないでしょうか?
また、その後起きてきた家族にダイニングを汚されたらどうでしょうか?

 

「さっき片付けたのに!」とイライラしたりしませんか?

多くの方がこうなると思います。

 

でも、家族が起きてきた時に「あ、ダイニングが綺麗になっている。片付けてくれてありがとう」と言われたらどうでしょうか?

 

そして、汚してしまった時も「ママが片付けてくれたから、おもちゃ遊んだ後お片付けしよう」と相手が自分の思いを汲んで行動を変えてくれたら、とても嬉しいことですよね。

 

このように、人は何気ないことでも“注目してもらえる(気づいてもらえる)”と嬉しく、“注目してもらえない(気づかれない)”と悲しく怒りにつながりやすくなるんです。

 

これは、子どもも同じです。

 

注目パワーの種類

 

先ほどまとめたように、注目してもらえると人は嬉しく、注目してもらえないと人は悲しくなるといいました。

 

ですので、このパワーをうまく使っていくことで、子どもの「みてみて!」というアピールを変えていくことができることができます。

 

でも実は注目には2つの種類があり、この注目の種類を理解していないと、「みてみて!」だけではなく、「イタズラ」が増えてしまうことがあります。

 

<注目の種類>

・肯定的な注目

・否定的な注目

 

名前は違いますが、どちらも注目してもらえると“嬉しい”、注目されないと“悲しい”というところには変わりありません。

 

では、それぞれの行動の種類について、詳しくお伝えしていきます。

 

■肯定的な注目

 

肯定的な注目とは褒める、認める、感謝する、興味関心を示すなどを指します。

 

具体的には「ありがとう!」「素敵だね!」「できたね!」「それ教えて!」というような言葉です。

 

■否定的な注目

 

否定的な注目とは怒る、怒鳴る、ため息をつく、不快な表情をするなどを指します。

 

具体的には「なんでそんなことしたの!」「イタズラばかりしないで!」「もう!!」とうような言葉です。

 

みて欲しいと思っている子どもに対して、否定的な注目の方が、肯定的な注目よりも多いと、子どもはイタズラのような怒られるような行動をよく取るようになります。

 

みてみて!を減らす方法

 

みてみてと子どもがアピールしている時に、不適切な注目を与えてしまうと、子どもは「みてもらえた!」と嬉しくなって、そう言った行動が増えてしまうということをお話ししました。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

方法は2つあります。

 

今回はそのうちの1つについてお伝えしますね!

ズバリ・・・・

 

良い行動の時に適切な注目を与える

 

これが一番重要です。

 

例えば・・・

 

・机の上に乗って遊ぶのをやめて欲しい時にはおもちゃで遊んでいる時に「おもちゃで遊ぶの楽しいね!」とみているよアピールをする

・兄弟喧嘩を減らしたい時には、仲良く遊んでいる時に「一緒に遊ぶと楽しいね」と伝える

・手を振り払って飛び出してしまう時は「ゆっくり歩けてかっこいいね!」とゆっくり歩いている時を褒める

 

人はどうしても、怒りたくなるタイミングばかり目についてしまいがちです。

 

そこで、怒りたくなるところではなく「あ、今いい感じ!」というタイミングに言葉に出して褒めて欲しいのです!

 

これができるだけで、お子さんの様子はぐっと変わります!

 

さいごに

 

いかがでしたでしょうか?

 

具体的な関わり方、声かけの方法のイメージはつきましたか?

ぜひ、みて「わかった!」となった方は、今日から「あ!それいいね!」というタイミングを言葉にしてみて欲しいです。

 

まずは1週間続けることで、お子さんの様子が変わっていきますよ!

 

よりもう一つの方法やより詳しい声かけの方法については、1月のセミナーでお話しをしていきます!

 

今回のブログを読んでいただいて興味を持ってくださった方はぜひご参加ください!

 

↓声かけの基礎〜肯定的な注目と上手な無視〜↓

http://ptix.at/B1A35Y

 

ぜひみなさんとお話しできることを楽しみにしています!