療育のちえぶくろ

こどもの相談室TOMOで活動している療育保育士がおうちの中で役立つ情報をお伝えしていきます

【療育保育士が教える】TVをやめてお風呂に入るようになる声かけ

 

こどもの相談室TOMOでは

  • 保育士:子どもの遊びのプロ
  • 幼稚園教諭:幼児教育のプロ
  • 認定ABAセラピスト:行動を増やすプロ

を持っている私たちが、お子さんの困った行動に悩む親御さんへ向けて、行動課題の解決策を提供しています。

今回は、TVを見ていてお風呂に入ってくれない時の声のかけかたについてお伝えしていきます!

 

あるあるのやりとり

 

母「お風呂に入りなさい」

子「え〜やだ。TVみてるもん」

母「もう8時だよ!早く入りなさい」

・・・10分後

母「いつまでTVみてるの!早く入っておいで!」

 「何回言えばわかるの!」

 

こんなやりとり・・・

あ〜毎日やっています。という方多いのではないでしょか

 

今日はこれを

終わらせる秘訣

教えていきます!!

 

なぜ声をかけても動いてくれないのか

 

それは・・・ズバリ・・・

 

指示の出し方が曖昧だから

です。

 

いやいやいや!お風呂入りなさいって言ってますよ!
と思った方。

 

正解です。でもね、ちょっとした工夫をするだけでもっと伝わるんです。

 

動いてくれる3つのPOINT

 

気を付けるのはこの3つ!

 

  1. はっきりと伝える
    いつ、どこで、何を、誰と、どのように
    これらを端的にわかりやすく伝えることを意識してみてください
    ”短く” ”言い切る” というのもPOINTです
  2. 伝わるように伝える
    何かをしながらでは相手も本気で話を聞いてくれません
    大人だって携帯いじりながら声をかけられたら話半分も聞こえてないですよね?
    子どもは尚更です
    今TVに集中しているのであれば、近くに行って目を合わせ注目してもらうと伝わりやすくなります
  3. 選択してもらう
    「〜しなさい」と命令されると「あ〜やらなきゃな」と思っていることもやりたくなくなるのが人間です
    人が決めるのではなく、自分で選択してもらう
    これがとても重要です

 

実際に変えてみよう!

 

変更前

母「お風呂に入りなさい」

子「え〜やだ。TVみてるもん」

母「もう8時だよ!早く入りなさい」

・・・10分後

母「いつまでTVみてるの!早く入っておいで!」

 「何回言えばわかるの!」

 

変更後

母:TVに集中している子の肩をトントンと叩く
  (注目を引く)

子:母を見る。または「どうしたの?」と返事をする

母:「今7時です。お風呂に入る時間はなんじだったか覚えている?」
  (いつ何をして欲しいか伝える)

子:「7時30分だね」

母:「そうね。確認してくれてありがとう」
  「先にお風呂に入る?30分後に入る?今入ったらお風呂上がりにまた30分TV見れるわよ」
  (自己選択を促す)

子:「ん〜30分後にする」

母:「わかったわ。30分は何で知らせる?タイマーにする?ママが知らせる?」

子:「あ〜タイマーがいいかな。」

母:「わかったわ。教えてくれてありがとう」

母:「あと10分でタイマーがなるよ」「あと5分でタイマーがなるよ」
  (事前の予告)

子:タイマーが鳴っているがTVを切ろうとしない

母:「タイマーがなったわ。たくさん見ることができたね。次はTVをおしまいにしてお風呂の時間よ」
  (待つ)

子:「わかってるよ。今切るね」
  (上手な無視)

母:「TVをおしまいにできて素敵ね。次はお風呂に入りましょう」
  (肯定的な注目)

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

とても丁寧なやりとりとして書きました。
もちろん日常の中では全く同じようにはならないと思います。

 

  • いつ何をして欲しいかはっきりと伝える
  • 注目を引いて伝わるように伝える
  • 命令ではなく自己選択をしてもらう

 

ここを気を付けるだけで、グッと子どもへの伝わり方が変わってきます。

 

そしてさらに

  • 事前の予告
  • 待つ
  • 上手な無視
  • 肯定的な注目

を取り入れることで、毎日のように怒っていたことは変わっていくことでしょう!

 

「え〜そんな丁寧な声かけできないよ」

「面倒臭いな〜」

「そんなことしたって変わるわけないじゃん!」

 

こんなふうに思う方もいらっしゃると思います。

 

でもこういった声かけの考え方のベースは1980年から研究されている
発達障害を持つお子さんも、持たないお子さんにも有効な
声かけのテクニックとされています。

 

イライラが増える声かけで「あ〜もう!」となっている時には、
騙された・・・と思って1回だけでいいのでやってみて欲しいと思います。

 

さいごに

 

いかがでしたでしょうか?

大人も子どももうまくいかないやりとりが続くと、大きくなった時に違う問題が生まれることも・・・

 

youtu.be

 

 

そうなった時になんとかしようとしても

今よりも確実にハードルが高いです

 

今回はTOMOトレで学べる一部分
「好ましくない行動の減らし方」について簡単にまとめてみました。

 

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらの記事を合わせてチェックしてみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!