療育のちえぶくろ

こどもの相談室TOMOで活動している療育保育士がおうちの中で役立つ情報をお伝えしていきます

発達を促す!!適切な声かけと悪循環の断ち切り方法

 

こどもの相談室TOMOでは

  • 保育士:子どもの遊びのプロ
  • 幼稚園教諭:幼児教育のプロ
  • 認定ABAセラピスト:行動を増やすプロ

を持っている私たちが、お子さんの困った行動に悩む親御さんへ向けて、行動課題の解決策を提供しています。

今回は、私たちがペアトレを進める理由、上手な関わりは全てのお子さんの発達を促すことについてまとめていきます。

 

適切な声かけは発達を促す

アレントレーニングでは、お子さんへの声の掛け方についてしっかりとお伝えしています。

声かけを変えると発達を促すことができる理由は大きく2つあります。

 

  • 悪循環を断ち切る
  • 大人も子どももできた!を実感できる

 

今日は一つずつ詳しくお話ししていきます。

 

悪循環を断ち切る

悪循環には2つあります。

  • 大人に対する悪循環
  • 子どもに対する悪循環

です。

「どういうこと?」と思うかと思いますので、一つずつ見ていきたいとおもいます。

大人の悪循環
大人の悪循環

まずは大人の悪循環から見ていきましょう!

 

他害や攻撃的な様子、無気力や多動などお子さんに気になる行動があった時に
親御さんは焦ったり、不安を感じます。

そしていろいろと工夫をしてみるけれども”うまくいかない”ことが積み重なる

すると、自己嫌悪に陥ったり、もう何をしても無駄だ・・・と気力が減っていくことでしょう。

気持ちが落ち込んでしまっている時って、相手に優しくあたたかな関わりをすることって難しくなります。

また、ご自身でも関わり方が変化してしまったことに気づけないこともあります。

そうすると、どんどんお子さんやご家族の中での関わりがうまくいかず怒ってしまうイライラをぶつけてしまうことが増えてしまいます。

 

結果、最初とは違うお子さんの困り感、気になる行動が増えてしまう

 

こんな悪循環になりやすくなります。

 

子どもの悪循環
子どもの悪循環

次に子どもについて見ていきましょう。

 

自分の気持ちを言葉で表現することが苦手、感情のコントロールが苦手、感覚の不快感を理解してもらえない。

発達に特性のあるお子さんはこんなことを思っているかもしれないですが、その表現方法が適切ではない(伝わりにくい)場合があります。

 

そんな時の表現方法としてよく現れてくるのが 無視 拒否 逃げる 叩く などの問題行動、気になる行動と言われるような行動です。

 

こういった行動を見ると大人は怒ることが多いですよね。

「話を最後まで聞きなさい!」「座ってやって!」
「片づけてっていったでしょ!」「叩いちゃダメです!」

こういった声かけをたくさんされると最初は気づいていない子も、成長するにつれて「あ、自分だけなんか怒られている」「なんで周りの子は怒られないんだろう」というような周りとの違いに気づき始めます。

これは心の成長の過程です。

周りが怒られていないけど、自分が怒られているのに気づき始めるのが3~4歳頃です。

 

この時期にこういった声かけが続いていると「あ、自分はなんかわからないけどダメなんだ」と自分を否定してしまうようになります。

 

そうすると、どんどん「どうせやってもできないし」というような無気力の方向に進んでしまいます。
さらに言葉が進んでくると、自分を否定するような言葉を発するお子さんもいます。

 

そうすると、他者と関わろうという気持ちが減ってしまったり、怒られる人を避けよう、集団を避けようという行動につながりやすくなり、また違う困った行動につながりやすくなります。

 

そのまま大きくなると・・・?

二次障害

こういった関わりが続いてしまうと、二次障害という障害に繋がってしまう可能性があります。

*必ずしもそうなるというわけではないです。

 

自分の心を守るために攻撃される前に攻撃をしようという行動につながりやすくなったり、自分自身をどんどん否定してしまうような行動になる可能性があります。

 

二次障害は防げる障害です。

今から関わり方、声かけを変えるだけで変わっていきます。

 

誰しもが二次障害になる可能性があります。

でも、今頑張ればその可能性を減らすことができます。

 

だから、私たちは適切な声かけの方法をお伝えしています!

 

悪循環を断ち切る方法

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

今すぐ実践にうつしてほしい3つのPOINTを最後に紹介させていただきます。

悪循環を断ち切る方法

POINTはこの3つです。

 

子どもの行動に目を向ける

先ほどもお伝えしたように、お子さんの行動と本当の気持ちは同じではないことがあります。

なのでぜひ行動に目を向けて、本当のお子さんの気持ちや要求に目を向けてほしいと思います。

 

肯定的な注目を増やす

先ほどは悪循環のお話しをしました。

これを減らしたいので、逆のパターン”それいいね!”という行動に目を向ける意識をしてみてください。

そして、その時に「いいね!」「バッチリだね!」「OK!」と軽く声をかける意識をしていただけたらと思います。

今日から始める

ぜひこのブログを読んでいただいたその日から実践してください!

そして、うまくいったやうまくいかないことについてはぜひLINEでご相談ください!

 

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さいごに

いかがでしたでしょうか?

褒めることに注目する、怒ることを減らすというところに目を向けがちですが、その前にしていただきたいことがあります。

 

ぜひお子さんの行動の理由に目を向けていただき、今の「辛い」「苦しい」の悪循環から抜け出す一つのきっかけにしていただけたら嬉しいです。

 

ただ、一人で抜け出すことは難しいと思います。

そんな時は気軽にご連絡くださいね。

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