こんにちは!こどもの相談室TOMOのちえです☺️!
新年度が始まりました!
お子さんのご様子はいかがですか??
- ソワソワ落ち着かない
- やたらとテンションが高い
- いつもよりイライラしている
- すぐに泣く
- 気持ちの切り替えができない
- いうことを聞かない
こんな様子増えていませんか?
今日は、なんでこんな様子が見られるのかという”理由”と
そんな様子が見られる時にしてほしい”解消法”をお伝えします!
最後までチェックしてくださいね!
新年度に癇癪が増える理由・・・ズバリ!
いつもと違うということに気づいたから!
ルイスという方が感情の発達を説明してくれた図があります💡
この感情が生まれているから新しい環境への不安が生まれるというところなんです!
だから、今新しい環境に不安を感じているお子さんはしっかりと【感情が発達している】ということでもあるんですね💡
じゃあ、どうしたら次に進めるのか・・・ズバリ!
いつもと違ったけど大丈夫だった
この経験が大切です。
こう言った経験を通して、
- あ、こんなこともあるのね
- あ、そんなふうに反応するのね
という理解が深まったり
- あ、あの子はこんな遊びが好きなんだ
- あ、なんかこれやったら怒るな
- なんかあの子の方が早いかも
こんな自分と周りの違いに気づいていきます。
この段階で乗り越え方がわからない、表現方法がわからない、大丈夫への繋がりが見えないから癇癪になるんです。
大丈夫の積み重ね方!
では、どうやったら大丈夫を積み重ねていけるか・・・
大事なPOINTを3つご紹介します。
最後までチェックしていくださいね!
①馴染みのあるものにする
新年度癇癪が増えるのはいつもとは違う新しい環境に不安を感じているからでしたね!
では、そのいつもとは違うのを馴染みのあるもの、見慣れたものにしていきましょう!
例えば・・・
- 新しい鞄にいつもの自分のマークをつける
- 新しい教室の写真を壁に貼っておく
- 新しい先生の写真をいつでも見れるようにしておく
あえて言葉に言わなくても大丈夫です。
いつもの場所に、新しいものをそっと置いておく。
そんな小さな変化でOK。
日が経つごとに”慣れて”大丈夫に、いつもの物、馴染みのある物になっていきます。
②受け入れの幅を広げる
新しい環境、周りの環境が安全かどうかをチェックするセンサーが人の体には備わっています。
そして、この時期はそのセンサーがとても敏感に、常に緊張の糸をピーンと張ったように張り詰めています。
ですので、その糸を緩めてもらうことでいつもと違っても大丈夫と思える幅を増やすことができます。
その周りの環境が安全かというのをチェックしているセンサーが五感です。
目・耳・鼻・口・皮膚になります。
その中でも特に安全に関する一番大事なセンサーが
皮膚です。
大人でも、緊張していると筋肉がこわばったりしませんか?
そんな時に、信頼している人にそっと肩に手を触れられたらどうでしょうか?
ほっとしませんか☺️?
子どもも同じです!
不安を感じているな、緊張していそうだな、と周りと自分のできることやいつもとの違いを感じ緊張している時にはぜひ子どもの肌に触れる時間を増やしていください!
具体的にはこんな方法があります!
- 絵本を読んでいる時に足の裏をぎゅっぎゅと揉んでいく
- 帰ってきたらぎゅーっとハグをする
- 手を触りながら話を聞く
- くすぐり遊びをする
いつもやっていることだよ!と思うかもしれませんが、その頻度を増やしたり、時間を伸ばしてみてください!
お子さんの様子が変わっていきます。
②乗り越え方を伝える
最後が一番大事なポイントです。
お子さんは今、周りと違う、いつもとは違うというところに安心を感じ、いけるかもと思っているところです。
ですが、、、、
ここで乗り越えられなかったら・・・?
より強い、不安と恐怖を感じてしまいます。
そうなると、色々大変。
- あー毎年そうかも
- え、今もうすでに大変なんだけど
- ちょっとそんな感じになりそう
そんな方もいらっしゃると思います。
でも大丈夫!
大好きなパパやママの伝え方を変えるだけで、お子さんの様子は変わっていきます。
ちょっと癇癪が大変だったママさんが1ヶ月頑張った時のお話しを聞いてもらえますか?
すごいですよね!
1ヶ月でこの変化です。
このママさん、
フルでお仕事もされているので変えたのは声かけと関わりのみ
まだ発達支援に通う前のお子さんでした。
「うーうー」で要求を伝えていたのが
「手伝って」「ママこれ美味しいね」と自分の気持ちを伝えてくれる場面が増えました!
ここまで来ると「聞く準備」ができてきました。
「こうしたらいいよ!」「こんなふうにしようか!」
というこちらの声かけも聞いてくれるようになります。
先ほど新しい環境にドキドキするのを馴染みのある環境にすることで安心をつくりました。
そして、危険を感じるセンサーの精度を下げることで受け入れの幅を広げていきました。
そして一番大事な最後に伝え方を変えていくことで、乗り越える方法を子どもに伝えていきます。
そうすることで困ったときはこうしよう!と思えるようになっていきます。
不安や緊張を感じているだけの時は癇癪や行動だけでしか表現できなかったことも、慣れて、受け入れの幅を広げて、乗り越える方法を知ることで変わっていきます!
乗り越える方法、どう声をかけたらいいかは
こちらで紹介しているので、気になった方は見てみてください!
ゼヒトモ内でのプロフィール: こどもの相談室 TOMO, ゼヒトモの保育士サービス, 仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス