難しい子育ての知恵袋

こどもの相談室TOMOで活動している療育保育士がおうちの中で役立つ情報をお伝えしていきます

【療育保育士が教える】発達支援の4つの役割!

こんにちは☺️

こどもの相談室TOMOのちえです!

 

Instagramのストーリーズで質問したところ60%のママさんたちが

「え!!!理解していない!」と言ってた療育(発達支援)について今日はまとめていきます✨

 

 

療育の役割を知らないで通所している割合

 

発達支援の役割を知らない割合

児童発達支援事業所に通っている、これから通う予定という方を含めて約80人の方がストーリーズでお答えくださいました☺️

いつもご回答ありがとうございます!✨

 

通っている親御さんが知らなきゃいけないというわけではないのですが、
知っていただいていた方が良いことだと思うので
今回は子育てをしているママに向けて分かりやすくお伝えしていきたいと思います😃!

 

 

発達支援には4つの支援がある

 

発達支援の4つの役割


それぞれどんなことをしているのかまとめていきますね💡

 

 

本人支援

本人支援とは、障害のある子どもの発達の側面から「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」という5つの領域を支援していきます。

 

支援する目的は将来、日常生活や社会生活を円滑に営めるようにすること。

 

なぜ早期支援が大切なのかは、乳幼児期は人間形成にとってとても重要な時期であるから。

だからこそ、早期支援につながり、包括的かつ丁寧に子どもの発達段階や特性に応じた支援の提供が必要であると考えられています。

5つの領域の視点を網羅しオーダーメイドの支援が行われることがとても大事であると考えられています。

 

お子さん本人に対する支援はどんなことを目標にやっているかはこちらからを見てください✨

 

blog.kodomosoudan-tomo.com

 

 

移行支援

地域社会で生活する平等の権利の享受と、地域社会への参加・包容 (インクルージョン)の考え方に立ち、障害の有無にかかわらず、全 ての子どもが共に成長できるよう、障害のある子どもに対する「移行支援」を行うことで、可能な限り、地域の保育、教育等の支援を受け られるようしていくとともに、同年代の子どもとの仲間作りを図って いくことが必要である。 また、児童発達支援においては、障害のある子どもの発達の状況や 家族の意向をアセスメントし、地域において保育・教育等を受けられ るように保育所等への支援を行う「後方支援」の役割が求められてい る。

 

児童発達支援ガイドラインではこのように定められています。

 

子どもが生活するベースはお家がある地域です。
それが特性があることで違う対応をするのではなく、同じように地域で過ごせるようにサポートをしていくことも発達支援の役割です。

安心して地域で過ごせるように、保育園や幼稚園と連携をして情報を交換したり、支援内容を共有したりしていきます。

 

ちなみに私もベビーシッターとして、家庭と保育園、児童発達支援センターや児童発達支援事業所の間を行き来して、人間移行支援をしているつもりでサポートをしています💡

 

家族支援

私たち発達支援をサポートをしている人には家族支援をしましょう!という目標があります💡

ですので、みなさんは「困ってるよ😭」ということをぜひ教えてほしいです✨

 

では、具体的にどんなことをサポートしてもらえるのか・・・というと

 

 (ア)子どもに関する情報の提供と定期的な支援調整

(イ)子育て上の課題の聞きとりと必要な助言

(ウ)子どもの発達上の課題についての気づきの促しとその後の支援

(エ)子どもを支援する輪を広げるための橋渡し

(オ)相談支援専門員との定期的な支援会議や支援計画の調整

(カ)関係者・関係機関の連携による支援体制の構築

(キ)家族支援プログラム(ペアレント・トレーニング等)の実施

(ク)心理的カウンセリングの実施

(ケ)家族の組織化と定期的な面会

(コ)兄弟姉妹等の支援

 

こんなことが国から具体的な活動として挙げられています!

 

児童発達支援センターに勤め、児童発達支援事業所に通っている親御さんをサポートするシッターとして8年が過ぎました。

 

この家族支援をしていない事業所はほぼない!と感じています。

ですが、その支援が足りているか・・・?と言われると疑問を感じる場面もあります。

 

・ペアレントレーニングを受けたくても受ける時間がない

・悩みを話したくても、家庭訪問や懇談では時間が足りない

・昨日、今日起こったことを相談したい

・きょうだいとの時間を作りたいけど、どうしたらいいかわからない

 

こんなこと聞いていいのかな?相談していいのかな?とお話しされる親御さん多いです。

 

また、分かってはいるけどなかなか踏み出せないなど、一人では頑張りきれないことも多々あると思います。

でも、この幼児期にどう過ごすかということが大事ということもご存じの親御さんもたくさんいらっしゃいます。

 

本当にたくさんの思いを持ちながら過ごされている親御さんがたくさんいらっしゃいます。

 

そして、事業所でも連絡帳を使ったり、電話をしたり、LINEで活動の内容を共有したり、さまざまな取り組みをされているところも非常に多いです💡

 

でも、一人一人、個別で週1回じっくりと・・・という時間を作ることは難しいです。

 

そんな双方の「やりたいけど、うまくいかない・・・」をなんとかしたい!と思って始めたのが、TOMOトレです✨

 

オンラインで、子育ての悩みをお伺いしながら、お子さんにどう関わったら良いのか、どう困り感を減らしていけば良いのかをサポートしています!

 

ただ、一人一人丁寧にサポートしたいという思いがあります。

ですので、毎月3名限定の募集となっています・・・・

 

相談しながらサポートを受けたい!

お家の中の困り感を減らしたい!

幼児期にできることをしてあげたい!

 

そんな思いを持っている親御さんは、ぜひ一緒にお話ししましょう✨

↓詳しくはこちらから↓

TOMOトレ~難しい子育てを楽にする声かけ~

 

地域支援

最後は、児童発達支援センターの役割です💡

 

地域にある保育所子育て支援機関などの関係機関との連携を進めて、地域の子育て環境や支援体制を図っていきましょう✨

 

そんな役割があります😃

 

 

さいごに

 

いかがでしたでしょうか?

 

発達支援事業所には、どんな役割があって、どんな支援を受けることができるのか、なんとなく伝わりましたでしょうか??😃

 

児童発達支援事業所が増え、たくさんの親御さんが通っていらっしゃいます。

 

親御さんの児童発達支援への思い

そして、約6割の方は児童発達支援事業所に不満がなく、満足して通っている方が多くいらっしゃいました。

 

そして、逆に不満があると感じられた親御さんの思いとしては

・質問したことに「保健センターか保育園に相談してください」と言われた

・定員オーバーで選ぶことができない

・どんなところが事業所の特色なのか見えない

・親の意見を取り入れてもらうことが難しい

・相談できる時間が少ない

 

このような不満を抱えながら過ごされるのは苦しいですよね😢

 

そんな思いを抱えながら子育てをしている親御さんの力になりたい!と思いオンラインで個別にお話しを聞きながらサポートをしています😃

 

こんな頼り方もあるのか〜!と知っていただけたら嬉しいです☺️✨

 

kodomosoudan-tomo.com

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