こどもの相談室TOMOでは
- 保育士:子どもの遊びのプロ
- 幼稚園教諭:幼児教育のプロ
- 認定ABAセラピスト:行動を増やすプロ
を持っている私たちが、お子さんの困った行動に悩む親御さんへ向けて、行動課題の解決策を提供しています。
今回は、私たちが支援・サポートをしている親御さんからいただいた質問「療育手帳と受給者証」についてまとめていきます。
受給者証があるとどうなる?
正式な名前は「通所受給者証」です。
役割は通所型の支援サービスを利用するための証明書です。
児童発達支援事業所の選び方や種類については、Youtubeでまとめています!
合わせてご覧ください^^
つまり、通所受給者証がないと、児童発達支援事業所(療育)に通うことができません。
手帳ってなに?
発達障害のお子さんに関係する手帳は2つあります。
手帳をがあることで、福祉制度を利用できたり、特別支援学校への入学、就労のサポートを受けることができます。
様々な支援制度を利用したり、税金の控除や各種割引を受ける時には、手帳の取得が必要になります。
手帳を取得する時には、デメリットを考える方もいらっしゃいます。
そんな時には、当事者の方の声を聞いた上で検討してみてほしいなと思います。
療育を受けたい時にはどうしたらいい?
児童発達支援(療育)を受けるには、手帳の取得は不要です。
ですが児童発達支援(療育)を受ける必要があるかどうがを確認する必要があります。
方法は3つあります。
1障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)を持っている
2特別児童扶養手当などを受給していることを証明する書類
3手帳や手当などを受給していない場合は、療育や支援が必要か保健福祉センター、児童相談所、保健所などに意見を求めることが望ましい。
この時に、障害の有無の確認にあたっては年齢などを考慮して、診断名を有しなくても障害が想定され、支援の可能性が認められれば良いものとする。
手当などとありますが、手当の支給申請をする際に診断書が必要となります。
つまり、Drの診察を受けなくてはならないということになるんですね。
Drの診察の予約が取れない・・・という声もあります。
でも、先ほどもお伝えしたように、3つめのパターンもあります。
ですので、診察の予約が取れていない段階でも、通所受給者証の申請をすることができます。
療育が全部わかる本 , 原哲也(2021) , 講談社
さいごに
いかがでしたでしょうか?
これから児童発達支援(療育)を受けたいと思う方、受け始めた方に向けてまとめていきました。
Youtubeでもお話ししていますので、よかったらみてください^^