こんにちは😃
こどもの相談室TOMOのちえです!
療育保育士として、難しい子育てを楽にしていく声かけの方法を教えています💡
気になる方はチェックしてみてください!
今回は、先日行った【ASD脳の働き】セミナーでいただいた質問に対しての回答をまとめていきたいと思います😃!
ご参考になったら嬉しいです✨
セミナーを見たいという時は、こちらからご視聴申し込みいただけます!
Q 勝つことにこだわる子が負けてしまったとき、どのように対応しますか?
いくつか方法はありますが・・・
- いろんな勝ちを作る
早い1番、丁寧一番、お手伝い一番などなど - 負けることに慣れる
じゃんけんも3回勝負など回数を決めず時間の限りやり続ける
勝ち負けが操作できるゲームで負ける経験を積み重ねるなど - 「勝った」「負けた」の声掛けを止める
「誰が一番かな?」「どっちが早いかな?」の声掛けをやめる - 気持ちの整理の仕方を伝える
「まぁいっか」という練習を繰り返す
Q 療育手帳a1レベルの自発語がないお子さんに対しての支援はどのようにされていますか?
- マカトン
- PECS
- TEACCH
をの中でその子が活用できる表現方法を見つけ、ABAで行動を増やす支援をしていきます。
Q 反復行動に付き合う線引きばどのようにしていますか?
- 日常に支障が出ない限り受け入れる(無理に減らそうとしない)
止めることで違う困り感が出てくることが多いので、反復行動を前提にスケジュールを組みます。
ただ、事前に予告をして時間や回数を決めます。(10分ね。10回終わったら〜するよ)
そして、徐々にその時間や回数を減らしていきます。
Q 自閉症児でも記憶力が特に良いと診断されているという子がいます。一度いやだと思う対象者がいたら、いつまでも引きずってしまうのでしょうか。
- そういう場合もあると思います。
例えば、苦手な方「女の人」がロングから「ショートヘア」にしたら、「ショートヘアの女の人」が苦手になった例もあります。
その子がどのように人を見極めているのかにもよるため、一例ではありますが、一つの嫌な経験から、嫌なことが増える場合もあります。
どのようにその人を記憶をしているかにもよって異なると思います。
Q 声掛けを学ぶペアトレを受けることができるのは親だけですか?
自治体や、事業所で行っているペアトレは子育てをしている親御さん、事業所に通っている親御さん向けなので、参加するのは難しいかもしれません・・・
TOMOで行ってるペアトレ(TOMOトレ)はどなたでもご参加いただけます💡
Q 選択することを嫌がるので一緒にいるときは答えを促すことができるのですが、将来的に一人で選択できるようになるにはどうすればよいでしょうか?
より詳しく聞いたところ・・・
おやつを食べたい時に「どれがいい」と言いながらお菓子を持ってくる。
「どれが食べたいの?」と聞くと答えられない
というご質問。
「どれがいい」という言葉はその子にとって「食べたい」という表現かもしれません。
まずは手差しをすると、そのお菓子が食べられるという経験を積み重ねたいです。
ポテトチップスを目の前に「これ食べたい」と手で触りながらいう。(最初は言えなくてOK。大人がいう)
これがスムーズにできるようになったら選択できるものを2つにする。
2つができるようになったら3つに・・・と繰り返していく。
排泄をしたい時にトイレに行くが、個室が多くどこに入っていいかわからずその場で固まってしまう
1つ目のトイレが赤なら次、2つ目のトイレが赤ならその隣、全部赤なら待つというルールをイラストで伝える。
リアルその場で練習できたらいいけど、できない時は、イラストでもOK
こんなふうに遊びや日常の中で練習ができると🙆♀️!
こんな時に役立つのがごっこ遊びだったりします。
繰り返し、この場面ではこうするよ!の練習ができると選択できるようになっていきます。
Q 子どもの将来が不安です。お金の使い方、生活の仕方、どうしたらいいでしょうか。
特別支援学校で学ぶことをあーちゃんが教えてくれています!
どんなことが学べるのかを知ってもらえたら嬉しいです!
特性を活かしながら生活をする!というところではこんなことをお話しくださっています✨
ご参考になったら嬉しいです!
来月は、ADHDの当事者による、ADHDの解説をしていきたいと思います💡
ゼヒトモ内でのプロフィール: こどもの相談室 TOMO, ゼヒトモの保育士サービス, 仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス