こんにちは!こどもの相談室TOMOのちえです😃
療育保育士として、難しい子育てを楽にしていく声かけの方法を教えています💡
気になる方はチェックしてみてください!
今回は、ご飯中についつい言っちゃう言葉がなぜダメなのかについてまとめていきます💡
前回お伝えしていた声かけの例と合わせてチェックしてみてください😃
静かにしなさい!
よく言っちゃいますよね。
これが良くない理由を大人サイドと子どもサイドに分けて見ました💡
子どもに注意をしてもなかなか変わらない様子や、よりいたずらや注意した行動が増えている時は、こんな理由が考えられます。
生まれて数年、わかっているようで、まだまだ細かい言葉の言い回しや内容は理解できていないことが多いです。
ましてや、興奮をしている時はなかなか言葉は届きにくいです。
その状態のまま「静かにしなさい!」「何度言ったらわかるの!」と注意され続けると、子どもはなんだかわからないけど怒られたと感じます。
なんだかわからないけど怒られた=自分が悪い
と捉えてしまうことも少なくありません。
そうすると、自分のやった行動が悪いのではなく、自分が悪いという人格を否定してしまうような捉えにもなり、それらが繰り返されることでどんどん自信がなくなる子も。
また、周りの子が同じようにしている時に「あ〜○○ちゃん静かにしないとダメだよ!」「○○くん、うるさいからダメ!」というように人の揚げ足を取ったり、大人が言っている言葉を子どもなりに理解をして、周りを注意することも増えていきやすくなります。
他にもうるさくしていると見てくれるからと、どんどんエスカレートしていく子もいたりします。
ちゃんと食べて!
これもあるあるですよね。
同じように大人サイドと子どもサイドで考えてみましょう💡
このちゃんとしなさい!は、大人のイライラが一番募りやすいかも・・・?と思う言葉です。
一生懸命注意しているのに、なかなか伝わらない・・・
そんなもどかしさが多いのではないでしょうか?
でもそのもどかしさは子どもも同じです。
「ちゃんとって何?」「どうしたらいいの?」「何がダメだったの?」
そんなことを感じているかもしれません。
だからこそ、具体的に伝えていくことが大切になっていくのですね!
早く食べなさい!
これは忙しい時だからこそ言いやすい言葉NO1かも!?
食事の場面以外にも良く言いたくなる言葉ですよね。
食事中に何度も注意をされたりすると、なかなか食事が楽しくなくなっていきます・・・
本来であればゆっくり咀嚼をして味わいながら食べるのが体にも良いことではありますが、現代の日本ではなかなか難しいということがあります。
大人も、言いたくて言っていない時もありますよね。
でも、そのままにしてしまうと食事が楽しくなくなって、興味が薄れてしまうかもしれません。
興味が薄れることで、新しいものを食べようという気持ちが減ったり、違うものに挑戦しないことで咀嚼力が落ちてしまうことも。
お口の中の筋肉が発達していかないことで、発音がうまくできなかったり、言葉が詰まってしまうこともあります。
また、噛んだ方が集中力が高まるというように、咀嚼ができることは集中できる土台を作るということでもあります。
お子さんの気になる様子が当てはまった時は、少し食事の声かけを見直していくのも一つです💡
座って食べて!
違うところに興味が向いてしまってウロウロする子
何か心配なことがあって食事に集中できていない子
いろいろな理由があると思いますが、、、、
たくさん注意をし続けるとこんな困り感が出てくるかも・・・
先ほどのように子どもなりの理由があってソワソワしていることもあれば、ADHDのお子さんのように動きたくなってしまって突発的に・・・ということもあります。
自分でもどうしようもないことや、自分の思いがあるのに否定をされてしまうと、子どもの中にもフラストレーションが溜まっていきます。
ストレスが溜まっていくことで、より多動傾向が強まったり、周りにぶつけて発散をしたり、自分自身に牙を向けたり・・・
いろいろな困る行動につながることも。
最後に
いかがでしたでしょうか?
前回は、具体的な声かけの方法をまとめましたが、今回はなぜ声かけを変えた方が良いのかその理由についてまとめていきました!
最後まで読んでくださりありがとうございます😃
どういうふうに声かけを変えたら良いのかについては、前回の記事をあわせて読んでみてくださいね!
こんなことの声かけが知りたい!
こんな理由教えて!
のリクエストがあればLINEからお待ちしています!