難しい子育ての知恵袋

こどもの相談室TOMOで活動している療育保育士がおうちの中で役立つ情報をお伝えしていきます

ママのコンディションを整える方法

こんにちは☺️

こどもの相談室TOMOのちえです!

 

Instagramのストーリーズでもたくさんの「知りたい!」をいただきました!

今回はその中でも、ママのコンディションを整える方法についてまとめていきます!

 

最後までじっくり見てくださいね☺️

 

知ってる?イライラが生まれる理由

 

質問すると、知らない方が8割以上!

イライラというのは、ここでは怒りとしてお話しをしていきますね😃

 

怒りという感情は二次感情と言われています。

そう!二次というからには、一次感情もあるんです。

 

 

画像引用元 コラムVol.28 怒りの感情との付き合い方【前半】

この下にある気持ちが一次感情、それが怒りとなって表現されていることが多いです。

 

例えば・・・

 

高いところに登っている子どもを見て

(心の中:あ!なんな高いところに登って!落ちたら大怪我してしまう!)

「ダメでしょ!危ないから早く降りなさい!」

 

こんな表現になったり、

ご飯食べない子どもを見て

(心の中:今食べないと後でお腹が空いてしまう。痩せちゃうかも)

「ちゃんとご飯食べなさい!」

 

どれもお子さんを思っているからこその思いから、こんな言葉が出てきて、イライラにつながっていくことが多いです。

 

そして「危ないでしょ!」と伝えると子どもがニヤニヤしたり、
「ご飯食べなさい!」と言っても動いてくれなかったり、、、

 

そんな反応が来たことありませんか?

より一層イライラしていきますよね。

 

そうすると、、、どうなりますか?

子どももどんどんイライラしていきませんか?

 

そんなことが続くと、子育て中のママたちが思うのは
「こんなことでイライラしている私が悪いんだ」
とご自身を責めてしまうことがあります。

 

それ・・・!ちょっと待って!

 

先ほどもお伝えした様に、イライラする原因はお子さんを思う一次感情があるから!

決してダメな気持ちではないんです!

 

でもなんとかしたいですよね。

その方法をお伝えしていきますね!

 

イライラと仲良くなる

さて、イライラという怒りの感情は悪いやつではないことを知っていただけたかと思います!

では、次はどんな性質があるのか少しだけご紹介!

 

1 イライラは伝染する

あ、ちょっとイライラしそうと思った時には、

そのイライラの元から離れることもおすすめ。

 

散らばっているおもちゃを見た時にはお部屋の違う場所に目線を移す。

見てみぬふりをするなども🙆‍♀️!

 

イライラは伝わりやすい感情です。

ですので、イライラしている人が近くにいる時は、そっと距離をおいたり、その人との間にバリアを張るイメージを作ると予防になります!

 

2 役割は人を怒りっぽくする

「親」「先生」などの役割があえられると「こうしなくては!」という責任感が強くなっていきます。

 

その頑張りが伝わらなかった時に「落胆」「悲しい」という気持ちから、イライラにつながりやすくなっていきます。

 

少し肩の力を抜いて「大丈夫」と接することができる様になると🙆‍♀️!

 

3 伝え方を変える

最初にも伝えた様に、イライラの前には違う感情が隠れています。

 

何かを伝えたい時にはイライラの前にある感情を伝えること
そして「私は」という主語から始めると🙆‍♀️!

 

子どもが注目引き行動をしている時も
「ママ疲れたから充電させて〜!10ぎゅーってしよう!」
と伝え方と関わり方を変えるだけで、全然反応が変わっていきます✨

 

↓より詳しく知りたい時は↓

TOMOトレ~難しい子育てを楽にする声かけ~

 

療育保育士が伝える!感覚情報を使ってイライラを減らす

とはいっても、今の溜まっているイライラはどうしたらいいの?と思う方もいらっしゃると思います。

療育保育士ですので、普通とはちょっと違う視点からイライラを解消する(リラックスする)方法についてお伝えしていきます!

 

みなさん感覚って意識したことありますか?

 

味覚、嗅覚、触覚、聴覚、視覚、固有受容覚(筋肉の感覚)、前提覚(重力や速さを感じる感覚)

 

人の体にはこれだけの感覚情報があります。

 

でも、疲れたりイライラしている時って、この感覚が鈍くなったり、鋭くなったりしています。

一つずつ解説&対応方法をまとめていきますね!

 

全て一気に感覚情報を使ってリラックスしようとしても難しいです。

そして、人によりどの感覚でリラックスできるかは違います。

あ、これならできそう!と思うものを1つずつ取り入れてみてください😃!

 

味覚

 

味覚

イライラしてストレスが溜まると刺激を求める傾向が高まることが多いです。

例えば辛いものや塩っ辛いもの、すごく甘いものを食べたくなるという様な状況です。

 

つまり、イライラが高まると、味覚は鈍くなるのです。

 

鈍くなった感覚をリセットしたい時には

・ゆっくり

・今何を食べているかを意識

・季節のもの

を食べましょう!

そして、美味しいと言葉にしながら食べる時間を作ってみてください!

 

ふるさと納税で美味しいものをゲットするのもいいですよね!

 

 

視覚

視覚

 

感覚は周りの状況を知るためのセンサーです。

目はその中でも80%以上を占めていると言われています。

 

それくらいたくさん使っているのですね。

そして現在はPCやスマホ、一点を集中して見つめる機会が多くなっています。

 

だからこそ、疲れやすい感覚の一つでもあります。

 

そんな視覚も、イライラしてストレスが溜まると過敏に働いています。

過敏に働くと、いつもは気にならない小さな変化も気づき見つけてイライラというスイッチを入れてしまいやすくなります。

 

鋭くなった感覚をリセットしたい時は

・目を閉じる

・目の緊張をほぐす

・遠くを見る

こんな方法がおすすめです!

 

ちなみに私は蒸気でアイマスクをリフレッシュしたい時に5~10分だけつけるのが好きです!

頭もリセットされてスッキリします!

 

蒸気でアイマスクが好きな方!Amazonは大容量で安いのでおすすめです!

https://amzn.to/

 

聴覚

 

聴覚

 

イライラしてストレスが感じた時に、激しい音楽を聞くと不快に感じたりすることはありませんか??

聴覚のセンサーが過敏になっている状態です。

 

センサーが激しくなっている状態を一旦スイッチをオフにする、ゆるゆる〜とするためにはこんなものがおすすめです!

・ゆっくりした音楽

・水の音、森の音(自然の音)

大きな音がしている時に、ゆっくりとした音楽をイヤホンで聴いたりしてリセットするのもおすすめです!

 

嗅覚

 

嗅覚

五感の中でも嗅覚は視覚や聴覚よりも古くから備わっている感覚です。

 

でも、ストレスが溜まってくると、、、どうでしょうか?
お花の香りがするな〜、外の匂いだな〜などの香りを感じる時間はありますか?

 

もしかすると、さら〜っと流しているかもしれません。

 

緊張が強い時、不安が強い時はこの嗅覚を上手に活用してリラックスしていきましょう。

 

嗅覚からの刺激は脳にダイレクトに刺激が与えられます。
自分の好きな香りを見つけてリラックスしてみてくださいね!

原材料、植物だけ【フレーバーライフ】

 

ちなみに!人工的な香りは嗅覚刺激にはならずにリラックスできないので、自然の香りを取り入れてみてくださいね!

 

触覚・固有受容覚

 

 

触覚

 

触覚とは肌(皮膚)のことです。

 

肌に手を当て、触れることは安らぎや安心につながります。

皮膚に触れた肌の温かさでリラックスができるのです。

 

そして、ストレスや緊張していると筋肉はグッと固まっていきます。

 

筋肉がグッと緊張すると、力加減が難しくなったり、感情が昂りやすくなります。

 

なので、マッサージというのは感覚面から見てもとても効果的なんですね!

そして、できれば道具などではなく人肌の方がリラックス効果が高まります。

 

ご自身の手で疲れたところに手を当ててもOKですし、マッサージをしてもらったり、お店に行くのもありです!

 

他にはリラックスできる運動としてヨガなどもありますよね!

最近はオンラインでヨガを体験できるところも増えてきています!

 

参考までにご紹介しておきますね。

自宅でできるフィットネスサービス SOELU(ソエル)

 

前提覚

前提覚とは、揺れやスピードを感じる感覚です。

 

ストレスや疲れが溜まると、とても敏感になっていることがあります。
車酔いや、電車酔いなどをしやすくなったりしますよね。

 

そんな時は、ハンモックやロッキングチェアの様なゆったりとした動きを楽しむことでリラックスしやすくなります!

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

 

イライラについて少し理解が深まり、どんなことをしたらリラックスできるかヒントはありましたでしょうか?😃

 

少しでも子育てが楽になる情報をお伝えできていたら嬉しいです!

 

 

ゼヒトモ内でのプロフィール: こどもの相談室 TOMOゼヒトモの保育士サービス仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス