こんにちは!こどもの相談室TOMOのちえです😃
療育保育士として、難しい子育てを楽にしていく声かけの方法を教えています💡
気になる方はチェックしてみてください!
よくあるお話しだと思うので、ぜひみてみてください✨
お家にいる時にYoutubeばっかり!
Instagramでも、LINEでもママからたくさんの質問をいただきました🙏
みなさんのお悩みを共有していただきありがとうございます!
今日は、Youtubeとお子さんの影響や、約束についてまとめていきたいと思います!
そもそもYoutubeは子どもに悪いのか??
アメリカでこんな研究がありました。
余暇時間(お家で自由に過ごす時間)の電子メディア(スマホ、タブレット、PC、TV、Youtubeなど)の使用を減らすと、子どもや青少年の精神的健康は改善されますか?
調査結果
89 家族 (181 人の子供と青少年) を対象としたランダム化臨床試験の事前指定された二次研究が行われました。
結果はスクリーン メディアの使用を減らすと、子どもと青少年の行動上の問題に全体的に良い影響がありました。
スクリーン メディアの使用を減らすことで最も顕著に表れた利点は、イライラや癇癪、お友達や兄弟とのトラブルなどの問題行動が減少し、他者への思いやりの行動や助け合いを求むなど、好ましいコミュニケーションが増えたことです。
習慣を変えることで、行動上の問題行動が境界ラインだったところから、正常のカテゴリーに移行し、困難さが減ったという子もいました。
ランダムにスクリーンメディアの時間を減らした家族は、1人あたり週3時間以下に減らしました。
明日の準備、宿題などが終わったら1日30分電子メディアが使用できるよう、ルールが設定されました。
ただし、宿題や自分の興味関心のあるものを調べるための使用は制限されず、あくまでも娯楽のために使用しているメディアの時間を制限したようです。
家族や友達との、通話やテキストメッセージのやり取りが可能なものは使用できました。
ここで対象となった子どもの年齢は6歳〜10歳です。
参考文献
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2821176?
これに対してみなさんどんなことを思いますか?
Youtubeとの付き合い方で大切なこと
今回のように「なぜYoutubeがダメなのか」「どうして制限した方が良いのか」のように大人が理由を知ることはとても大切だと思います。
なぜなら、子どもになぜだめなのかを説明できるようになるからです💡
子どもに「Youtubeみたい!」と言われた時
なぜダメだと大人が知らないとどうなりますか?
きっと、
・もう見過ぎだからダメ!
・たくさんみているでしょ!
・いつもみてるじゃない!
・目が悪くなるよ!
そんなふうにお子さんに声をかけていたりするかもしれません。
そして、そのままそういった声かけを続けると・・・
こんなお子さんの行動につながっていくかもしれません。
そして、約束を守ってくれない・いつまでも見たいという子どもの行動にどんどん大人はイライラ・・・
このような大人の心の循環は、良い循環とは言えません。
声かけを変えて、大人の心の悪循環を止めて欲しいな・・・と思っています。
でも、Youtubeやネットは絶対に悪いもの?
でも、Youtubeやネットは必ずといって悪いものでしょうか?
これから先PCを使わない仕事ってほとんどないのかなと思います。
学校でも、算数や国語のようにPCをはじめとしてインターネットとの付き合い方教えてくれるようになりました。
これから子どもがどんなふうにネットと付き合っていくことが良いのか、デメリットだけではなく、メリットも知ってお子さんと一緒にルールを作っていきたいですね💡
① 顔を見ながら話すことができる
電話は怖かったお子さんも、テレビ電話なら楽しく話をしてくれるそんなお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
また、耳だけでは相手の言葉を聞き入れることが難しいお子さんには、字幕をつけたり、コミュニケーションを取る時の視線や相手が何を考えているかなど、記録をとりながら解説することもできます。
ネットが普及したからこそできることの一つですね💡
②擬似体験ができる
ネットを使うことで、リアルでは体験できないようなことも疑似体験することができます。
私もよく支援をする中で活用しているので、最後に紹介させてください💡
例えば、子どもと絵本を見ていたとして・・・
子「先生、滝ってなに?」
ち「滝・・・たくさん水が流れ落ちる場所のことをいうんだけど・・・調べてみようか💡」
と、一緒にスマホやPC、タブレットを使って滝の画像を検索してみます。
そして、滝の様子があれば動画を一緒にみます。
ち「どうだった?これが滝だよ。絵本で見るのとは違ったね!」
子「うん!ざーって大きな音がしたよ!人よりもずーっと大きかった!落ちたら大変だね」
こんな会話が先日ありました。
子どもは「なんだろう?」「なぜ?」という興味の始まりから知識が増えていきます。
インターネットは、そんな子どもたちの「なんだろう?」「なぜ?」を解消するのにとっても役に立ちますよね!
発達に特性のあるお子さんは、興味関心に偏りがあることが多いです。
だからこそ、何か一つ小さな興味を持ってくれたことを一緒に調べたり、動画で流したりして子どもの興味関心を広げていきたいです!
ですが、自由に好きなだけ見ることができるのは、子どもにとって必ずしも素敵なことばかりではないということが最初のお話しでありました。
上手に付き合うこと(自由に好きなだけ見ること時間を減らす)で、
イライラや癇癪、お友達や兄弟とのトラブルなどの問題行動が減少し、他者への思いやりの行動や助け合いを求むなど、好ましいコミュニケーションが増やすことができる
お家の中でルールを作って、実践するってとっても大変なこと。
だけど、ルールを作らず過ごしている環境が、子どもの好ましくない行動を引き出していたら・・・
そう思うと、見直した方がいいかな?と思ってくださる方もいるかもしれません。
このように何気ない関わりや、ルールがお子さんの困り感や困った行動につながっている場合もあります。
では、どうやってお家の中のルールを整えていけばいいのか
「今日からスマホは自由に使えません。〜ができたら30分だけ見られます」
と言われたら、あなたらならどうしますか?
きっと反論しますよね。笑
それでもそのルールが続いたらこんな行動をとりそうじゃないですか??
そうです。
先ほど出てきた、子どもの困った行動をしようとしたりするんですね。
大人でもそうしようと思うので、子どもはもっとそういう気持ちになります。
では、どうしたらいいのでしょうか??
正直、解決方法はご家庭により異なります。
例えば・・・・
・一人っ子なのか/きょうだい児との関係
・体の大きさと心の年齢に差があるのか
・ご家族のお仕事状況
絶対にこうしたら解決するというものは難しいです。
でも、一つだけ知って欲しいことがあります。
子どもに「なんでそうしなきゃいけないの?」と聞かれたら
「Youtubeをたくさんみていると、イライラしやすくなるからだよ」
「ゲームも楽しいけど、お友達と一緒に遊ぶことで上手に気持ちを伝えられるようになるよ」
など、なぜ自由にではなく、時間が制限されるのかという理由を伝えて欲しいと思います。
ただ、それを一人で考えて実践するのってとても大変です。
だから私は個別のペアトレで家族をフォローしています。
ペアレントトレーニングは、お子さんの行動を変えていくアプローチ方法を大人に知ってもらいます。
ですが、もう一つ役割があり大人のストレスの緩和にもなります。
どんなふうに声をかけたり、1日30分まで時間を減らすのにどんなステップで目標を立てたらいいのかはそのご家庭の環境それぞれです。
無理に実践して、お互いにイライラを溜めないでほしいなと思います。
ペアレントトレーニングには様々な声かけのテクニックがあります。
・肯定的な注目
・否定的な注目を減らす
・ブローくンレコード
・CCQ
大事なのはこれを知っていることではなく、どう使えばいいかを知ることです。
これは本で見るだけではなかなか難しい。
イライラする前に相談してくれたら嬉しいです!
ぜひ一度、こどもの相談室TOMOのオンラインペアトレ【TOMOトレ】の無料相談にご参加ください😃
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